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ロコモティブシンドロームは知ってますか?改善策つき

ロコモティブシンドローム聞いたことはありますか??

 

ロコモコじゃないですよ!

 

ロコモーションでもないですよ 苦笑

 

 

ロコモティブシンドローム!!

 

年齢が若いとあんまり耳にすることはない言葉だと思います。実際ロコモティブシンドロームということが起こるのも高齢になってきてからですから。

 

でも若い人でも家族や親戚にはこのロコモティブシンドロームというのがある可能性があります。そのためにも知っておいて無駄ではないかもしれないですね。もしかしたら、あなたが親戚や家族を助けることができるかもしれないからですよ。

 

 

 

では早速ロコモティブシンドロームということについて解説していきますね。

 

 

 

 

まずはロコモティブシンドロームという名称の意味と現状から

ロコモティブシンドロームは長くて言いにくいということから、省略して「ロコモ」ということもあります。なので、もし、「ロコモ」という言葉を聞いたら、このロコモティブシンドロームのことだと思って良いですよ。

そして、このロコモティブシンドロームはカタカナだとどうしても意味が分かりにくいですよね。ということで日本語の名称もあります。それが「運動器症候群」です。

言ってはみたものの、日本語でもあまりよくは分からないですよね。

 

これは運動器とはそのまま運動をする器官。もうすこし分かりやすく言うと動くための体の組織や部位ってことですね。つまり足腰や腕だったり、体にある筋肉や骨、という部分です。

そして症候群という意味ですが、ネットで検索して調べてみると、「はっきりした原因は不明だが、いつも必ず幾つかの症状が伴ってあらわれる時、病名に準じて使う医学用語。シンドローム。」という風に説明されています。

 

ということは運動器症候群を分かりやすく言うと、足腰や腕など体にある筋肉や骨が、はっきりとした原因は不明だけど、いつも必ずいくつかの何かの症状があらわれている症状、ってことですかね。

 

長いですね。

 

 

でも大体の意味は分かったかと思います。

 

 

 

現状

今の日本は高齢者がとても多くなっています。これからもまだまだ増えると思います。

 

このロコモティブシンドロームは中高齢から増えるというデータがあります。実際の年齢は50代から突然多くなると言われていますが、予備軍は40代からでもいます。

つまり、40代のうちから何かしておかなければ、50代からロコモティブシンドロームという状態になっていってしまう、ということなんですね。しかも女性が少し多いのです。

これは閉経後の骨粗しょう症にも関係しています。

 

骨の仕組みを知って、骨粗しょう症の改善にも役立てるようにまとめられた記事があります。こちらをどうぞ。

「骨粗しょう症と骨について」

 

 

70代ではこの症状を抱えている人がピークとなっているようですよ。

 

しかも全体でみてみるとロコモティブシンドロームの数は、なな、なんと!

4700万人もいるとのことです!日本の人口の半分近くですよ!半分近く!!日本の人口は2017データだと約1億2000万強となっています。このロコモティブシンドロームの数、すごくないですか??

 

 

こわいですよ。

 

 

 

運動器がどうにかなっているということですよね?

 

この4700万人の人々は運動器がなんかよく分からないけどあんまり使えないという症状なんですよ。そして、それが今後50代になっていく人たちも、このようになっていくんですよ。

 

こわくないですか????

 

 

 

 

深刻な社会問題

このロコモティブシンドロームはそのようなことから、深刻な社会問題となっているんです。

ロコモティブシンドロームはそのまま要介護状態に移行してしまいます。なぜなら運動器がおかしくなるから。つまり、自分の足で歩くことがままならない状態や、骨折したり、歩いてもフラフラで危ない状態だったりするので。フラフラだと、ちょっとしたことで転倒して骨折や打ち所が悪ければ死んでしまうこともあります。

 

自分で歩くことが出来なくなってくるので、介護状態となっていってしまうのです。

 

このロコモティブシンドロームがもっとひどくなると、寝たきりということになってしまうんです。

 

 

 

ちなみに、このロコモティブシンドロームの3大要因は「バランス能力の低下」「筋力の低下」「骨や関節の病気」であるとされています。

これらが低下すると運動器症候群になり、さらに低下すると介護状態となるんですね。

最近ではこの介護状態になる、じつに30%以上が「関節の病気」「転倒による骨折」だということが分かっています。転倒は足腰が弱ってしまって、転びやすくなるので転倒します。骨粗しょう症も関節の病気に繋がります。

ということは筋肉と骨が弱くなると、運動器が弱くなり、介護状態になるんです。

ロコモティブシンドロームと介護状態は密接に関わっているんです。

 

 

 

ロコモティブシンドロームの原因

● 加齢

● 運動不足

● エレベーターや自動車などの利用による活動量の低下

● 過度なスポーツ、無理な姿勢や使いすぎによるケガや障害

● 肥満、もしくは痩せすぎ

● 膝や腰などの痛みや不調の放置

● 骨粗しょう症、変形性関節症、変形性脊椎症などの運動器疾患

● 外出機会の低下

 

 

以上のことが原因だと言われています。

 

どうですか?自分や身近な人の日常の行動をみて予備軍に入っている、もしくはまさにそれだ、ってことは無いでしょうか?

 

 

 

 

あなたがロコモティブシンドロームかどうか

これからあげる7つの項目をみてください。

このうち1つでも当てはまったら予備軍です。2つあてはまったら今すぐ対策をしていきましょう。

 

ではどうぞ。

 

 

1 片足で靴下がはけない

 

2 家の中でつまづいたり、滑ったりする

 

3 階段を上がるのに手すりが必要

 

4 掃除機の使用や布団の上げ下ろしなどの、家事のやや重い仕事が困難

 

5 1リットルの牛乳パック2本程度の2kg程度の買い物をして帰るのが困難

 

6 15分くらい続けて歩けない

 

7 横断歩道を青信号で渡りきれない

 

 

いかがでしたか??

 

あなたは予備軍??それとも。。。。。。??

 

 

 

何か感じたら今すぐにでも対策をしていかないと、転倒して骨折などでもしたら、手遅れになってしまうこともありますから。

 

脅しているわけではなくて、危険を知っていただいて、今すぐにでもなんとかしてほしい、という願いからこのように言っています。

 

 

 

 

 

脱ロコモティブシンドロームと予防策!

ということで気になるのはどうやったらロコモティブシンドロームにならないようにしたり、なっても脱却できるのか、ということですよね。

 

予備軍のうちになんとかすれば簡単です。しかし、ロコモティブシンドロームになってしまってからでは、動くことも大変な中で治していかなければならないので、大変さは全然違います。

 

 

そこで、ロコモティブシンドロームの3大要因を思い出してみてください。

「バランス能力の低下」「筋力の低下」「骨や関節の病気」でしたよね。

ということはこのバランス能力を鍛えて、筋力アップして骨を丈夫にすれば良いんですよね。

 

 

ずばり言います!!!

 

 

脱ロコモティブシンドロームには筋トレです!!!

 

 

原因の項目でもありましたね。

運動不足や外出機会の低下、活動量の低下、という項目が。

 

しっかりと運動すれば良いのです。

 

そして太陽の光を浴びながら運動するのはビタミンDも増えます。このビタミンDは骨へのカルシウムの定着を助けてくれる働きがあります。

そして、運動のあとは栄養バランスの良いお食事を親しい仲間と楽しめば心も体も胃袋もハッピーになりますよね。

 

 

 

まずは、筋トレをするところから始めましょう!

 

 

基本はやっぱりスクワットです!

 

スクワットは様々な効果をもたらしてくれます。スクワットの効果など詳しいお話はこちらを見てみると勉強になりますよ。

「運動不足にスクワット」

 

 

さらには片足立ちトレーニングもバランス能力の強化にもなります。

運動は毎日行う方が良いです。毎日の積み重ねです。

 

 

スクワットも1分間連続で行えるくらいの体力があると理想ですね。

片足立ちも1分間続けられると、理想です。

 

 

今日からでも頑張ってみましょう!

 

 

筋トレには科学的なルールがあるのでこのルールは守りましょう。そうじゃないと効果も出てこないです。ルールの詳しい説明はこちらをどうぞ。

「トレーニング5大原則」

 

 

 

運動はフォームなど正しいやりかたもあるので、効果を高めるためにはトレーナーに付いて練習するのも大切ですね。

でも基本は毎日の自主トレです。

日々の積み重ねが健康をつくりますよ。

 

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