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良い油を上手に管理して鮮度を保とう!

油って敵だと思っていませんか?脂肪になりそうで、ダイエットの大敵にようにも感じますよね。

たしかに油分の摂りすぎは健康にも悪いですし、肥満にもなってしまいます。油は使い方次第で敵にも味方にもなってしまいます。油とは良い付き合いをしていきたいですね。

そんな油も保存方法を間違ってしまっては良いものも台無しになってしまいますよ。

油の特徴

油の特徴はなんといってもあのドロッとしたような状態でしょう。常温で液体もあれば常温で固体もあります。呼び方ですが、常温で液体のものを「油」として、常温で固体のものを「脂」としています。

常温で液体の脂は植物性や魚の油に多いですよね。

一方常温で固体は陸上動物の脂に多いですね。

どちらの油と脂を合わせて栄養学的には脂質と言っています。この記事でも今後は全体をさす時は脂質としてまとめますね。

また、脂質は酸化のしやすさというものもあります。一般に植物性などは酸化しやすいとも言われています。

脂質の最大の敵は酸化

脂質の良し悪しをお話する前に、脂質そのものの大敵のお話をいたします。

脂質は遅かれ早かれ、酸化していきます。仮にとても良い脂質があったとしても、酸化してしまっては悪くなってしまいます。それどころか、毒性まででてきてしまいます。

酸化してしまった脂質を摂り続けると、アトピーや肌荒れ、腸内環境の悪化、細胞の劣化、などかなり良くない方向に体は傾いていってしまいます。

脂質と上手に付き合うにはまずは脂質を酸化させないような工夫から取り組みましょう。また、時間とともにどうしても酸化は進みます。となると、長く使うというより、できるだけ、短い時間で使うことを意識してみましょう。

新鮮なものは良いといういうのは、脂質だけの話ではなく、食品全般にもいえますよね。お野菜もお魚も新鮮なものはとっても美味しいですよね。

新鮮な油って食べたことありますか?

すごく美味しいんですよ!そのままで飲めるくらい美味しい。それでいて、胃もたれしないんですよね。何を言おうと鮮度が命であることは事実なんですね。

酸化しやすい脂質としにくい脂質

脂質も鮮度が命なんですが、その脂質でも酸化しやすい脂質としにくい脂質というのが、あるんです。

簡単な見分け方は植物性か動物性か、という感じです。もう少し丁寧に説明をすると、植物性と魚類の脂質と陸上動物の脂質で分けると良いです。

そして酸化しやすいのが、植物性と魚類の脂質なんです。逆に酸化しにくいのが陸上動物の脂質なんです。

これだけ聞くと、陸上動物の脂質が良いですよね。でも人間にとって良い脂質は植物性と魚類の脂質の方なんです。陸上動物も悪くはないんですが、生活習慣病のリスクがどうしても高い脂質になってしまうのです。

体に良い脂質は酸化しやすい。酸化すると逆に体にとって毒性になる。ということは体にとって必要な脂質はより鮮度が命だということを肝に命じていてくださいね。

購入も、お得だからと言って大きな物を買うより、すこし割高でも小さいボトルを買う方が鮮度は保たれます。

できる限り鮮度を保つ方法

ここで酸化をできるだけさせない方法のお話です。

体に良い脂質はどうしても酸化しやすいというのはお話しました。

ではその鮮度を保つことをしっかり工夫した方が、良い脂質の持つ価値を無駄にすることなく摂取出来ますよね。

① まず、酸化の絶対的原因は空気と触れることです。開封をしてしまうと、そこから酸化はスタートしてしまいます。開封しないと使えませんので、これは致し方ないですよね。さらに工場での製造中にもすでに酸化は始まっています。

理想を言えば、原料から抽出してから口にするまでの時間が短いにこしたことないですね。

流通などを考えると、どうしても仕方ないことはあると思います。

それなら、最低でも購入してきてから、ご家庭での管理の仕方にこだわりたいですね。

その方法はできる限り使わない時は密閉しておくことですね。また、油が空気に触れる面積を小さくしておくことです。細い容器に入れておけば、最上部の表面積が小さくなりますよね。逆に幅広い容器でしたら最上部の表面積が大きくなってしまいますよね。

傾けたり、振ったりもしない方が良いですね。そっと使うことを心がけてみてくださいね。幸い、油を持ち歩いたり、振って使うことがないので、そのあたりは大丈夫だと思います。

② 日光も避けましょう。日光も脂質を劣化させる要因の一つです。蛍光灯などの電気も大敵です。

油はとても不安定な構造をしています。外的要因ですぐに質が変わってしまいます。

ご家庭での管理でしっかり暗い場所に保管してありますか?油は光にとても弱いのです。怖いのは日光に直接長時間さらすと、自然発火してしまうことです。火災の原因にもなってしまいます。

キッチンで窓があり、日当たりが良い立地にお住まいだった場合、油にとっても大変最悪な環境なんですね。陽が差し込む爽やかなキッチンのつもりが油には酸化のリスクが高まりますし、自然発火の危険性も出てきます。そのような環境の方は油の保存方法を今一度考えてみてくださいね。

③ 温度も油にとって大敵なんですね。調理に使う油の保管はどこにしてますか?ガスレンジの近くとかはないですか?それは一番最悪な保存方法ですよ。今すぐ変更してみましょう。

油は熱でも容易に変性してしまいます。

さらに外に出ているということで、光の影響も受けてしまいますよね。そうなるとさらに油にとって最悪です。

④ 水分。そう、水分も油の質を下げてしまいます。シンク周りに置いていたりしないですか?

時間とともに微量な水分が混じってしまうことも考えられます。これも油にといって劣悪な環境ですよね。鮮度が失われてしまいます。

最良の保存方法!

ということで、最良の保存方法は、ズバリ冷蔵庫!です!

冷蔵庫は温度、光、空気、に関して最適な保存場所なんです!

オリーブオイルなんかは温度が下がると固まってしまうので、冬場は室温での管理でも良いかもですね。

それに冷蔵庫保存の良い点は風味が損なわれにくいということです。ごま油や亜麻仁油やエゴマ油は香りも素晴らしいのですが、温度が高いとその香りも飛んでしまいやすいのです。

ということで、油にとって一番よい保存場所は冷蔵庫なんですね!

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