結局のところ、何が一番健康に効果的なの?
まぁ、だいたいの人は単純明快な答えも求めたがります。そりゃ当然ですよね。複雑なこと言われても専門家じゃないのに覚えてられないし、継続だってできないですからね。
とくに高齢になってくると新しいことを覚えることが苦手になってくるし、覚えてもあまり無茶してチャレンジもできなくなってきちゃいますよね。
いや、確かに無理して、転んでケガしたりしたら大変ですし。それはいけません。
無理しないこと。高齢になってきたら、とにかく無理しないけど、毎日続けられるものを選んでいくといいですよ。何より重要なのは継続ですから。
ということで、どんなことなら継続的に健康のためにできることなんでしょう?
どんな運動がいいの?
総合的な答えを言いますと、下半身を使う運動ですね。
答えはそれなんですけど、特定できないと、イマイチよく分からないですね。
代表的なのはスクワット。やっぱりこれは基本中の基本じゃないですかね。だって私たちは二本足で立っている訳ですからね。自分の足で立ってられないと、寝たきりになっちゃいます。それは嫌ですね。
スクワットの他には、ランジといって、足を片方ずつ、前に踏み出して、グッと体重を落として、出した足を戻したら、今度は逆の足で同じことをやったり。ちょうどダルマさんが転んだ、をやっているときに鬼が振り返った瞬間に片足進めた時に止まったような姿勢ですね。
スポーツでイメージすると、バトミントンで前方のシャトルを下から打つ時に足を踏み出しますよね。そのような体勢を両足交互にやる種目です。
片足で体重を支える筋力ってより日常動作に近いじゃないですか。両足で立てても、片足で体重を支えることが出来なくなってきたら、転んじゃいますよね。転ぶと骨折したりして、入院、寝たきり、というような流れに陥りやすくなってしまいます。危険ですよね。
ですから、片足脚力をしっかり強くしておくことが良いですよ。
下半身を鍛えると他にもメリットがある
片足の脚力を鍛えることは寝たきり予防に良い、という話はしましたが、他にも下半身を鍛えることのメリットってあるのでしょうか?
それがあるんですよ〜。
その一つに血流ですね。
下半身には大量に筋肉が存在します。全身の6割近くの筋肉が集まっていると言われています。そして筋肉の中にはたくさん血液が必要です。筋肉が増えれば血管が増えます。
そう、これが下半身を鍛える効果でもあるんですよ。
たとえば、ウォーキングでももともと下半身に筋肉が足りない状態でやっていては、効果は薄いんです。筋肉がしっかりある状態でウォーキングすれば全然効果は違います。
筋肉量が多い下半身で歩くと、歩けば歩くほど、下半身からの血流還元効果で、全身の血流が促されます。それでいて、代謝もアップするし、脂肪燃焼効果もかなり増えます。
血流が増えると、疲労物質を取り除く効果も上がりますし、新鮮な酸素や栄養素が全身に行き渡ることにもなります。血流は命とも繋がっています。
血流が停滞すると、脳の酸欠や栄養不足にもなります。全身のすみずみの細胞にも酸素や栄養素が行き渡らにくい状態になってしまいます。
血流はとっても大事なのはお分りいただけたかと思います。
下半身を鍛える効果はさらにある
下半身を鍛えると当然ですが、筋力が上がります。そうなると、膝の関節も補強できます。いつまでも健脚でいることができます。
なにも長距離を走れなくても、ダッシュが速くなくても良いのです。一歩一歩しっかり力強く踏み出せれば良いのです。
その為には脚の筋力が必要不可欠なんですよね。
下半身をしっかり鍛えると、階段もしんどくなくなります。体力がついてきます。自分の足で体重を支えられるので、転びにくくなります。
健脚であればいつまでも好きなところにお出かけができるじゃないですか!
下半身を鍛えるということは、QOL(生活の質)を向上させることができるのです。それってとても嬉しいことじゃないですか?
健脚って幸せなことだと思いますよ。
その為には下半身を鍛えることなんです。
まだまだメリットはあるけど、やっぱり下半身を鍛えることが健康の土台!
ね、下半身を鍛えることはとってもたくさんのメリットがありますよね。
やっぱり健康の土台は下半身なんですよね。物理的にも人体の中で一番下に位置しているわけで、建築物と同じですよね。下の部分が弱々しくて、もろかったらその上にあるものは簡単に崩れますよね。
本当、そうなんです。
下半身をしっかり鍛えておきましょうね。
人間は下半身から衰えます。そんなことになっちゃうと、すぐにでも自分で歩くことが出来なくなってしまいますよね。
寝たきりになってしまいます。介護予防、寝たきり予防にはやっぱり下半身を鍛えることなんです。これに尽きます。
本当、この記事でお伝えしたいことは健康に一番必要なのは下半身を鍛える、ってことですね。もう、それだけです。うん。
ですから、下半身鍛えてね。