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武術が下半身の強化に良いわけ

 

武術の動作はどのように下半身の強化によいのか?

武術の動作は下半身にも良いのは明らかですよね。

太極拳が高齢者に人気なのは理解できます。

太極拳も武術ですが、あのゆっくりとした動きは関節への負担が極めて低いのです。関節を痛める時は勢いよく動いた時です。それと違って太極拳はゆっくりとしているので、突然の関節への負担はないのです。

 

太極拳は様々な流派があり、それぞれで少しずつ違っています。ゆっくりとしたイメージの太極拳も実は立派な武術で素早い動きもあります。あまり知られていないですが。

現在高齢者やカルチャースクールで流行っているゆっくりとした太極拳はほとんどが24式と言って、健康を目的として作られた部類ですね。

 

本格的な武術をやらない人にとっては健康のための太極拳はとても良いものです。

 

太極拳だけではないですが、武術の動きには下勢と言って低い姿勢になる要素があります。また、基本歩形の馬歩や弓歩などは体勢を低めるのでスクワットのような効果もあります。いや、それにバランスや全身の連動などを考えると単なるスクワットよりも身体に与える効果はとても大きいと思えます。

 

何事も基礎が大事と言われますが、武術はまさしく下半身が基礎です。土台ということですね。

 

下半身が安定しなければ全体の動きも安定しない。足の踏み替え、体重移動、止まる時はしっかり止まるなど、スムーズに行えないとつまずいたり転んでしまいます。動きもぎこちなくなってしまいます。

 

武術はそれらを全部意識して動くので必然的に下半身が強くなるんです。

 

 

 

 

更に下半身だけではない!こんな効果も見込める!

武術は姿勢、バランス、軸、目線、リラックス、呼吸などたくさんの必要な要素があります。習得には時間はかかりますが、その過程でかなりの身体的な成長が見込まれます。

スクワットや腕立て、腹筋などの筋トレはむしろ武術のための補強トレーニングに使った方が実際に使える身体になれますよ。

武術をやっていることで必要な筋肉にも気づくようになります。

 

また、武術には片足で立ってキープする動作もあります。これはかなりバランストレーニングには効果的です。武術を長年やっている高齢者は年を取っても姿勢がよくて、元気ですよね。それも武術の影響なのだと思います。

 

デスクワークなどで運動不足を感じている人はかなり多いと思いますが、激しい運動やランニングはしんどいばかりか、下手に行うと膝などすぐに痛めてしまいます。それを考えるとゆっくりとした動作で武術の動作を行うことはそれ以上の効果が見込めるのではないのかと思います。

ちょっとした仕事の息抜きで武術の動きをすればスッキリとし血流も良くなります。呼吸も取り入れれば脳もリフレッシュします。

 

 

武術を普段づかいするには

何も難しいことをする必要はないのです。

武術とは日々の積み重ねですね。

 

例えば歩きながらや立ちながらでも良い。特に一人でいる時にはゆっくり動くことを意識してやってみると良いですね。

足をあげる時もゆっくりと。想像以上に大変なのも実感すると思います。

 

足を下ろす時もゆっくりとでですね。

 

また、信号などで立ち止まった時などは、呼吸を深く意識しながら、外からは分からない程度で片足を地面から浮かしてみます。1mmでも浮いていれば良いです。

 

 

 

武術はこのように考えるとやはり日常生活において溶け込ませることにより、武術の恩恵をいっぱい受け取ることができると私は思っています。

 

 

 

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