連続的な運動で、って言われてもいまいちよく分からないですよね。
専門用語的にはサーキットトレーニングってことなんですけどね。サーキットトレーニングをタイトルにしてしまうと、よく分からないのかなぁ、と思って「連続的な」って言葉を使ったんです。
高齢者でもできるサーキットトレーニング!
サーキットトレーニングは運動の強度設定とか時間などいくらでも調整ができるので、とても便利ですよ。
その中でも今回は高齢者でも出来て、それでいて、効果もあるサーキットトレーニングのお話をしていきますね。
高齢者というと、表現として直接的になってしまいますが、年齢を重ねた方とか、運動に不慣れで心配な方などと言い換えても良いですね。
一応、今回この記事ではターゲットのイメージを掴みやすいように高齢者、という単語を使います。
無理なく、じっくり取り組む
サーキットトレーニングの特徴は複数のトレーニング種目をあまり休憩時間を取らずにどんどん次から次に回していくスタイルのトレーニングです。
たとえば、身近なところではウォーキングとランニングと腹筋、スクワットという種目をローテーションで行なっていきます。これは例であって、この4つの種目の限りではないですよ。なんでも良いです。
それと似ているのですが、違うトレーニング法もあります。
ある1つの種目を緩急いれて取り組むトレーニングはインターバルトレーニングと言います。ここで説明しているサーキットトレーニングとは別物だと思ってください。
例えばランニングとウォーキングを交互に行うことです。インターバルトレーニングはスタミナや心肺機能を高める時に役に立ちます。
さてさて、話は少しずれましたが、サーキットトレーニングは無理なくじっくり取り組むのが一番です。なにもアスリートを目指している訳ではないのですからね。
高齢者の目的は筋力アップと脚力の強化、体幹維持などですよね。寝たきりにならないようにすることが大切ですよね。そのためのサーキットトレーニングという取り組み方がちょうど良いと思います。
この時に必要なのは下半身をしっかり使う種目、腹筋や背筋を使う種目、プラスウォーキングの練習などを組み合わせることですね。
一回のトレーニングにガムシャラに必死にならなくても良いです。長く継続させることが大切です。
運動の効果は継続させる時の方が、より高い運動効果が得られるからです。
三日坊主だと意味ないですよ。継続、継続。
人それぞれ体力のレベルは違うから
当然ですけど、人それぞれ体力は違いますよね。周りをみて自分が疲れやすかったり、動けていないのは気にする必要はないですよ。しっかり続ければ、しっかり成長もしていきますから。焦りは禁物。無理も禁物。
自分にあったペースがあるので、それを崩さずに、少しずつ頑張れば良いのです。
とにかく動いていれば筋肉は刺激されます。そうすればいつの間にか動けるようになってきます。
この時、呼吸もしっかり意識してくださいね。息が止まったりしないように。
目線を下に向けずに、姿勢を意識しましょう。下っ腹に力をいれて、腰を安定させて行なってみてください。
実際に連続的な運動をするとどんな効果があるの?
このタイトルでもあるように、脂肪燃焼効果があるのか、って話。
単にスクワットや腕立て伏せを行うような筋トレだけよりも心拍数がある程度あって、しかもその状態が一定時間持続している状態で、筋トレも行うと脂肪燃焼効果が最大で36時間も持続するというデータもあります。
これはとてもすごい数字ですよね!
最大で36時間なので、かならず36時間も持続するという訳ではないですが、その半分をとってみても18時間持続すれば十分じゃないですか?
1時間くらいちょっとしっかりめの運動と心拍数も上げつつ筋トレもやれば、その効果が何時間も続くんです。そのまま、お買い物にお出かけしてもその間ずっと燃焼しているんです。とても嬉しくないですか?
それだけではない効果
当然、じっくり運動するので、脂肪燃焼効果だけではないですよね。長期的に見ると体力も増えます。だってある程度の心拍数を目指して、運動している訳ですから、持久力も上がるわけです。
そして筋トレも同時に入れていくので、筋力もアップします。
サーキットトレーニングは色々な効果を同時に得られるのでとても便利だしお得なんですね。
高齢者は30分くらいからのサーキットトレーニングを2~3日に一回のペースで行うと気持ちも体も元気になっていきます。
目指すはいつまでも元気!
本当、これに尽きますよね。
いつまでも元気でいられれば、あとは何やっても楽しいですから。自分の足でたって、だれにもお世話にならずに、好きなことができること。そうすれば気分だって晴れやかです!
サーキットトレーニングはそんないつまでも元気でいるためにはとても効果が高い運動方法なんですね。
短時間にコンパクトに色々な運動を詰め込んでいる訳ですから。
そして毎回同じ種目だけの連続だと、体の慣れてしまって運動効果が薄れてしまうので、少しずつ変化も加えながら、運動効果を維持させていくととても良いですよね。
サーキットトレーニングで体脂肪も落としつつ、筋肉つけて引き締めて、自分の足でしっかり立てる体力をつけていきましょう!