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体力が無くて悩んでいる時にするべき武術的トレーニング

 

馬歩というもの

馬歩、は武術の基本といっても良いくらいのものです。

日本の武術でも騎馬立ちと言われています。

中国武術では馬歩ですね。

 

これはスクワットのように足幅を横に広げて腰を落とすというただただシンプルなものです。

しかし、これがやたら体力がつくんです。

 

やってみると分かりますがけっこうきついです。

 

この馬歩は太極拳でも空手でも、どんな武術でも取り入れられています。呼び方は違ってもやることはほとんど同じです。それほど人間の基本ということですよね。

 

ということはこの馬歩をしっかり行うことで下半身が鍛えられるということなのです。

 

 

 

 

単純に運動不足の解消にもなる

下半身を使うことは血流の改善になったり、基礎代謝がアップしたり、ダイエット効果も得られたりと嬉しいことがたくさんです。

 

現代ではデスクワークや販売員のようにずっと立ち仕事の人が多いと思います。主婦も家事で足がパンパンにむくんだりしますよね。

これは血流が滞ってしまうからです。

 

下半身には大きな筋肉が集まっています。

 

その筋肉が鍛えられることで、筋肉がもたらす恩恵を得ることができるのです。

 

 

膝のケガ予防にもなりますね。

 

馬歩は武術で生まれた強健術なんですね。

 

だいたいの体調不良は下半身が強くなることで改善されたりします。

 

 

 

 

馬歩の基本

とりあえずは足幅を広げて腰を低く落とすことです。

本格的にはつま先の向きは両方とも正面や、仙骨(骨盤の中心にある背骨の根元の骨)を丸め込むようにすること、反り腰を無くすこと、などあるのですが、初級ではとにかく下半身がこれについてこれるようにすることですね。

 

膝とつま先の向きをそろえて正面に向けてながら、しっかり腰を落とします。

体幹をしっかり立てて、顔を起こし、両腕は腰の横に拳を握った状態でセットします。よくある空手のポーズのような感じです。

 

ここまででは特に致命的な間違いは起こしにくいので、やってみるとよいですよ。

慣れるまではまずは、腰を深く落としすぎず、耐えられる深さまでで大丈夫ですよ。なれてくれば低くしていけば良いのです。

 

とにかく左右均等に体重を乗せておきます。ねじれたり、偏ったりしないように注意しましょう。

 

 

 

馬歩のバリエーション

慣れてきたら足幅を少し狭くしてみたり、馬歩のままで歩いてみたりしてみるとよいですよ。かなりレベルが高まります。

 

この馬歩は下半身の土台を作る上で基本となるものです。ゆえにとっても大事な動作となってきます。

 

また、西洋式トレーニングのように馬歩でのスクワットも良いトレーニングになりますね。

馬歩をキープしながら腰を上下させてスクワットをしていきます。基本は膝とつま先の向きをそろえているので、向きが変わって膝にねじれが生じて痛めることはないです。

しっかりつま先と膝の向きをそろえましょう。

 

これを10回だったり20回だったりと増やしていけるとそれだけで体力が鍛えられます。

 

 

 

 

体力が増えたら元気も出てきて、やる気も出てくる

なぜ体力がアップすることが良いのでしょうか?

別にこんなに辛いことしなくても楽に暮らしたいですよね。

でも実際、体力がついたら、世界が変わるというくらいになります。

 

体力が増えるので、動き回れる元気がいつまでも続き、遊びにも集中できます。好きなこともずっとできるようになります。

疲れにくくなるのでお出かけしてもいつまでも楽しめます。元気だと、なんでも楽しむことができるようになるのです。

走っても、跳んでも、しゃがんでも下半身が丈夫だと、やる気でも満ちあふれますよね。

それだけ体力があるって、価値観がかわるのです。

 

 

連休でもどっかにお出かけしても体力がないと、帰ってきてもヘトヘトで疲労感満載ですよね。

外出中でも体力がないと気になるお店に行くことも断念したり、座ることで時間が無駄になったりしますよね。

 

中学生や高校生のように動き回れれば、遊びもとっても楽しいですよね。

 

 

このように体力はあった方がとっても可能性が広がるんです。

 

 

一度騙されたと思って体力アップに時間を投資してみるのも良いと思いますよ。

 

体力がついたらしたいことも増えますよね!

 

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