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体幹が弱ると起きること 体幹を良くするためには何をすればいいの? 蹴りの効果とは? |
体幹が弱ると起きること
体力は年々衰えてくると感じる方もいると思います。
歳を重ねると衰えるのは色々あるのですが、体幹も衰えると感じることはないでしょうか。
とはいえ、体幹がそもそも分からないこともあると思います。
体幹は簡単にいえば胴体の部分です。両手足と頭部を抜いた部分ですね。
筋肉で言えば腹筋や背筋などがメインです。
この体幹が衰えると寝返りが大変になったり、起き上がるのがしんどくなったり、物を持ち上げるのも苦しくなったりします。
バランスも悪くなったり、姿勢も悪くなったりします。
つまり体幹が弱ると動きも弱々しく感じられるようになってしまうのです。
腰も痛くなってきたり、疲れやすくなってしまします。
体幹を良くするためには何をすればいいの?
では体幹を良くするためには何をすれば良いのでしょうか?
ジムでトレーニングする時間も無い、自力で追い込むのもしんどい、ダンベルとかの使い方もよく分からない、ということもあると思います。
そんな時は蹴りをしてみましょう。蹴りと言ってもサッカーのように蹴るのでもないし、何かを蹴っ飛ばすのでもないです。
武術の蹴りをやってみましょう。初めは見よう見まねでも良いと思います。
前蹴り、横蹴り、回し蹴り、後ろ回し蹴り、などいくつかあります。
基本は片足になり、バランスを取りながら、浮かせた足を上げたり、横に出したり、ぐるぐる回したりしてみましょう。初めはそれだけでもかなりしんどいでしょう。筋肉が出来上がるまえでは足を上げていくことすら重くかんじて難しいと思います。しかし、やっていくうちに筋肉は出来てきて、足もどんどん高く上げられるようになります。
そして高く上げるには柔軟性も伴ってきます。
体幹を鍛える方法として丹田を鍛えることも良い方法ですよね。詳しくはこちらの記事にまとめてあります。
蹴りの効果とは?
色々な蹴りがありますが、はたして蹴りにはどんな効果があるのでしょうか?
蹴りの最大の特徴は片足になることですよね。
これ自体がとても高度な動きです。当然ですが、バランス感覚が鍛えられます。片足でいる時間が長ければ長いほど鍛えられます。
そして何より蹴りのバリエーションを出す事で体幹の強化につながるのです。足を動かすことに慣れてきたら、次はきれいな蹴りが出来るように練習をしていきましょう。蹴りの種類によっては上半身の体勢を変えたり、向きを変えたり、反転させたりと全身を上手く使う必要が出てきます。
つまり蹴り1つで体幹トレーニングになるんですね。
代表的な武術的な蹴りの一つに踢腿(てきたい)というのがあります。効果や方法について詳しくまとめてます。
こちらからどうぞ。「武術で使う踢腿(てきたい)だけでも良い運動になる」
さらに蹴りでは回転系も入れると三半規管も鍛えられます。後ろ回し蹴りあたりは三半規管が特に鍛えられます。しかも普段はではなかなかしない後ろ方向に回転するのですから、とても難しいです。
そしてうまく蹴るには柔軟性も必要になってきますよね。高さのある蹴りをしようとするならば股関節などの筋肉が柔らかくなければ上がりません。
他の効果は血流です。
脚には大きな筋肉が多く存在します。その分血管も多いです。そうすると蹴りを行うことによって血流も促進されて全身を血液が行き渡るようになります。
このように蹴りには多様な効果が期待できます。
少しずつでも練習してみると良いと思いますよ。