骨盤の構造

304月 - による 後藤 ロレンス - 0 - 人体のしくみ

骨盤にはどんな骨があるの?

骨盤は人体の中でも面積の大きい部分で、誰しもが聞いたことある、知っている有名な部分ですよね。

骨盤の印象は強いと思います。腰に手を当てれば誰でも確認でき、洋服のラインも骨盤で変わってきます。

そんな骨盤ですが、どのような構造なのでしょうか。

 

骨盤には骨が5つあります。

え?あれで1個じゃないの?と感じますが、頭蓋骨と同じように成長段階でくっついて1つになっていきます。が、基本は3種類の骨で構成されています。

 

  1. 腸骨
  2. 坐骨
  3. 恥骨

以上の3つの骨が結合したものをさらに「寛骨」と言うんです。この寛骨は左右にあります。ちょうど腰の張り出した部分全体と言う感じです。腰の中心以外の部分ですね。

 

そして、この左右の寛骨と背骨の根元にある仙骨と尻尾のなごりの尾骨の3つを合わせて「骨盤」と言うんです。

 

つまり骨盤には、

  1. 腸骨
  2. 坐骨
  3. 恥骨
  4. 仙骨
  5. 尾骨

という5つの骨が組み合わせって成り立っているんですね。

 

 

男女で形もちがう

もしかしたら知っているかもしれませんが、骨盤は男女で違いますよね。

 

例えば「恥骨弓(ちこつきゅう)」という部分では男性では50°〜60°で、女性が80°〜85°と言われています。

恥骨弓は骨盤の下部分にあるでっぱりの中心の角度なんです。恥骨結合の真下、左右の坐骨の間というところです。

男女で角度が違うんですね。

 

もう1つは形状そのものが違います。

男性は狭くて縦長、女性は広くて浅い形をしています。

これは女性は男性と違って妊娠をして、赤ちゃんを入れておくために篭のように広く浅い形になっているからです。

 

 

股関節という部分のこと

骨盤には腰の根元と脚を繋げるという役割を果たしています。

私たち人間は両足で歩きます。つまり、骨盤から下がる両足が動くことで歩けるようになっています。

その骨盤と両足を繋げている関節を股関節と言います。

 

股関節は関節の受け皿側である、「寛骨臼(かんこつきゅう)」と関節の受け皿にはまるボール側である、「大腿骨頭(だいたいこっとう)」というのでできています。

 

受け皿側の寛骨臼は先ほども出てきた、腸骨と坐骨と恥骨で形成されています。

そして、脚の骨である大腿骨のボール部分である大腿骨頭、がちょうどよくはまっています。この大腿骨は人体で一番長い骨です。

大腿骨はボール部分の大腿骨頭と長い部分の大腿骨骨幹部(だいたいこつこっかんぶ)、とその2つのつなぎ目である大腿骨頸部(だいたいこつけいぶ)という部分で構成されています。

 

このつなぎ目である大腿骨頸部には個人差で角度があり、正常では120°〜130°となっています。この角度を専門用語で「頸体角(けいたいかく)」と呼んでいます。

この角度が鋭になれば「内反股(ないはんこ)」で鈍になれば「外反股(がいはんこ)」と表現しています。

いずれも角度が狭すぎたり広すぎたりする場合は異常となり、痛みや形成不全、関節変形などを引き起こします。ただし先天性の部分ですので、後天的に改善させる場合は医療機関の整形外科の担当分野になってきます。

 

股関節の不具合は多少ならば股関節の周りの筋肉を強化して保護する役割を作ったり、柔軟性を増やしてあげる取り組みは効果的です。

 

そのほか大腿骨頸部のねじれの角度を「前捻角(ぜんねんかく)」と呼ぶ角度があります。これは、大腿骨頸部の前後方向での角度です。解剖学的には水平面上での角度です。

人間はこの前捻角が10°〜30°ほど前方に出ているのです。そして子どもではその角度が広くなっています。

 

 

 

このような構成で私たちの体と常に支え、運んでくれているんですね。

下半身には骨盤と脚を繋げる筋肉も大きくて強いものが多いです。

 

いつか下半身の筋肉の構成もまとめていきたいと思います。

 

 

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