パンチはウェスト引き締めにとっても有効
キックボクシングでもボクシングでも共通の技にパンチがあります。
パンチのスペシャリストはボクシングですが、キックボクシングでも立派にパンチは可能です!
パンチにはジャブ、ストレート、フック、アッパー、ボディーなどがあります。さらにキックボクシング特有の、正確にはムエタイ系ですが、エルボーもあります。プラス、バックブローまで存在します。
パンチだけでかなりたくさんのバリエーションを出すことが出来るのです。
そのようなパンチにはウェストの引き締めにとっても役に立つのです。
パンチがウェスト引き締めに効果的なメカニズム
パンチは腕で打っているようですが、実は体幹がとっても大事なんです。
パンチは体幹をつかって打つと言ってもいいくらいです。
ジャブやストレート、フックなど体幹の回転をしっかり入れることでよりキレイでカッコいいパンチが打てるようになります。
骨盤と連動してお腹が回るように使います。
お腹に常に力を入れて絞っておきます。その状態で、様々なパンチを出していきます。
オヘソの向きを常に意識して、オヘソを回すようにしてみましょう。
例えば(右利きオーソドックスの構えの場合)は、右ストレートを打つ時にオヘソを左まで向けるようにしっかり回しながら、右肩を押し出して右パンチを打っていきます。
左ジャブの場合は若干前に向いているオヘソを完璧に右にまで向けるように回します。その流れで、左肩を押し出しながらリーチを活かして左パンチを打っていきます。
フックは特に腹筋を使う!ツイスト効果で引き締める!
フックの場合は特に腹筋を使います。
フックは引っ掛けるという意味があります。その名の通り、肘を90度にまげて腕を水平に保ち体幹の回転でパンチで引っ掛けるようにして打ちます。
左右どちらも体幹のツイストを使います。
フックの動作は体幹を思いっきり回転させることでツイスト効果が出て、腹筋引き締めが可能です。
まさにツイスト腹筋をやっているくらいです。
フックをするときは腹筋を特に意識してみましょう。
エクササイズ効果も抜群ですよ。
ジャブとストレートが出来たらぜひ、フックまでは最低マスターしてみましょう。
ここから先は中級以上のバリエーションスキル
先程もあげたようにパンチには種類がいくつかあります。
中級以上はエルボーとバックブローとアッパーまでトライしてみましょう。
アッパーはまだ簡単な方ですが、エルボーとバックブローは難しいです。
基本の体の使い方が出来ていないとキレイには技をだせません。
特に一回転技のバックブローは三半規管も鍛えられます。一瞬で回転して振り向きざまに拳の甲側で打っていきます。裏拳ですね。
これらの技をカッコよく出せるようになると、サマになりますよ。
パンチではさらに下半身の安定感が鍛えられる
パンチは下半身の安定性もかなり重要です。
土台をしっかりさせてパンチを繰り出しましょう。
下半身がフニャフニャではパンチも弱弱しくなります。
キックボクシングのキックではバランス能力や軸が鍛えられます。
パンチでは土台となる下半身が丈夫になっていきます。
むしろカッコいいパンチを打てるようになるためには、土台が強くなる必要があります。
フットワークも鍛えられます。
パンチは上半身の動作と思われがちですが、想像以上に体幹と下半身の力が必要なんですね。
フットワークで軽やかに!
パンチを打つ時に、ぜひ一緒に練習してほしいのがフットワークです。
フットワークは心肺機能も鍛えられます。
瞬発力も向上します。
前後左右とフットワークを入れていけると身のこなしも軽やかになりますよ。
パンチを打ちながらフットワークをいれるのは結構難しいですが、頭の体操にもなります。
あらゆる神経を働かせることができます。
まとめ
エクササイズとしてのキックボクシングでパンチというのは意外と効果もとっても高いのです。
パンチにはジャブ、ストレート、フック、中級以上ではアッパー、エルボー、バックブローなどバリエーションも豊富です。
全てをこなせるようになるには体幹が大事です。
パンチは特に腹筋をしっかり使っていきましょう。
パンチの時のウェストのツイスト効果で引き締めを狙いましょう。
さらに、フットワークも一緒に練習すると、瞬発力や軽い身のこなしができるようになりますよ。