気づいたら息が止まっていることはないだろうか
仕事などで集中しているとつい息が止まってしまっていたりすることもあります。近くに嫌な上司や苦手な人間関係だったりすると呼吸が浅くなってしまうことはよくあるのではないでしょうか。
苦手意識や緊張は変に肩に力が入ってしまうし、しばらくして落ち着くと肩までガチガチに凝っていることに気づくことも。
それが腰にまでくれば慢性的な腰痛にもなってしまうのです。
同じような原理で呼吸も浅くなってしまうのです。
呼吸に使われる筋肉が固まってしまいスムーズに動かなくなり、肺が膨らみにくくなってしまうのです。
最初の頃は自覚症状もありませんが、これが何日、何ヶ月も同じようなことの繰り返しになってしまうと慢性的な酸素不足の状態になってしまいます。
そうなると脳もボーッとしていたり、疲れが取れなかったり、気分が塞ぎがちになってしまったりします。
呼吸は体内の様々なところとつながっています。息は命そのものでもあります。
その呼吸が小さいとエネルギーの活動も小さくなってしまいます。
現代のうつ病や気分の不安定、パニック症なども呼吸が関わっていたりするのです。
この呼吸をなんとかすれば体も心も軽くなってきます。
呼吸を大切にする意識
呼吸はとても大事なのは分かったし、呼吸が浅くなるのが良くないことも分かりました。しかし、解決方法はどうすれば?
単純には呼吸を深くすれば良いのです。
ですが単純に深くしても慣れないうちは上手く呼吸をコントロールできないばかりか、かえって頭がクラクラしたりしてしまいます。
この時にやって欲しいのが両腕を動かしながら大きく広げていきながら息を吸い、両腕を落としていきながら吐いていく。動かし方は難しく考えずに軌道は正直なんでも良いです。
必要なのは目一杯可動域を使えれば良いのです。
このように大きく腕を動かしながらそれに合わせて呼吸を行います。動作は苦しくない程度にゆっくり行ってください。
呼吸も深く行っていきます。できる限り肺を大きく膨らますように。この時可能であれば腹式呼吸を行いましょう。
腹式呼吸は吸った時にお腹が膨らみ、吐いた時にお腹が凹むようにする呼吸です。風船のように。
まとめ
緊張していたり、仕事に追われているとつい呼吸が浅くなってしまいます。
苦手な人がいたり、怖い上司がいたりしてもそうなってしまいます。
そうなると慢性的な酸素不足になってしまのです。筋肉もガチガチに固まってしまう。これが肩でおこれば肩こりで、腰でおこれば腰の痛みにつながってしまう。
そうならないためにも呼吸を意識しましょう。
肺いっぱいに呼吸をする。可能ならば腹式呼吸が良いですね。
それと同時に腕を大きく動かす動きをつけましょう。できる限り可動域いっぱいにですね。軌道は正直なんでも良いですよ。
腕を広げながら息を吸い、腕を下ろしながら吐いていく。
このように呼吸はいつでもすぐに取り組めます。むしろ呼吸は生きるためにはしなくてはならないです。その呼吸をしっかりコントロールすることにより良い効果は生まれてきます。