仕事していて体内でおきていること
立ち仕事の人も座り仕事の人もほとんどの人が共通で起こることがいくつかあると思います。
代表的なものは足のむくみや足のだるさなどでしょう。ずっと立っているとだるくて疲れが溜まりますよね。
血液の流れが滞っているからです。
疲れがたまってくると筋肉も硬くなり、悪循環になってしまいます。関節も決まった角度しか動かないため、固まってしまいます。
血液があまり流れず、筋肉も動きがほとんどなくなり、関節も固まったままでいると、老廃物や疲労物質なども流されずに細胞の中に溜まっていってしまいます。溜まりすぎると慢性的な疲労感が抜けなかったり、痛みの発生物質になってしまったりして特定できないような痛みがずっと続いたりしてしまいます。いわゆるコリと言われるような現象もこのようなことでおきます。
また、疲労や老廃物が溜まりすぎると筋肉自体が弱く劣化してきてしまいます。
血液が流れないと同時に栄養素も新鮮な酸素も行き届かなくなり、これもまた痛み物質につながります。さらに、細胞も酸化してしまい錆びついた状態になってしまいます。こうなると回復も簡単ではなくなってしまいます。
失われたものを回復させるものはとても時間がかかります。しっかりと日頃のケアをしてあげて労わってあげましょう。
ここで分かるのは筋肉や関節が一定の状態であまり動くことがないということです。ここでは肉体労働系のお仕事の人は別として考えています。
肉体労働系のお仕事をしている人たちにはまた違った不調が存在しますので、それは別の記事でまとめたいと思います。
ここではデスクワークやずっと立っている仕事の人たちのための記事でまとめております。
筋肉と関節をしっかり可動域いっぱいに確保するためのケア
では毎日のケアとしては何が良いのでしょうか。
ポイントは筋肉と関節を本来の可動域いっぱいに確保してあげることです。そうすることで筋肉も関節もメンテナンスされます。
メンテナンスされれば疲労も溜まりにくくなり、動きも快適になってきます。可動域を確保するというのは、機械でいえば動きを良くするために潤滑油を入れたりしてメンテナンスすることと同じです。
可動域をいっぱいに確保することで関節の中にも新鮮な血液が流れ込みやすくなり、関節の調子も良くなります。
可動域いっぱいに動きを確保する方法は単純にストレッチをすれば良いのです。
ストレッチは血流も促してくれます。
ストレッチは一人でもできるものと誰かにやってもらった方ができるものがあります。仕事の合間には一人でもできるものをやってみましょう。特に職場だったりするので、派手な行動はできないと思うので、さりげなくできるものが良いですね。
例えばアキレス腱伸ばしや思いっきり背伸びすること、体側を伸ばすこと、前屈、くらいは簡単にできると思います。少しこだわれば太ももの前や胸筋、肩あたりまでできると良いですね。
誰かにやってもらうと自分ではできない部分までできてとっても楽になります。
自宅に帰ってきたら、寝る前にのんびり開脚前屈や腰をひねったり、股関節あたりもできるとかなりスッキリできますよ。
ストレッチの時は深呼吸をしながらゆっくり行いましょう。決して息を止めたり、痛いくらいまで無理に伸ばすことは危険です。突然伸ばさずに、じんわりゆっくり伸ばしてあげましょう。
ストレッチの時は水分も摂りましょう。お腹いっぱいでやると多少苦しい時もありますので注意してくださいね。
まとめ
忙しいとなかなか自分の体のメンテナンスを忘れがち。仕事で同じ姿勢ばかり続けていると血流も悪くなり、関節や筋肉も固まってしまいます。そうなるとどんどん動きも硬くなり、血流もさらに悪くなり、老廃物や疲労物質も流れなくなり溜まり続けてしまいます。
メンテナンスのためにはしっかり可動域いっぱいを確保しておきましょう。可動域をしっかり確保すると動きも快適になり気持ち良くなりますよ。
メンテナンスにはストレッチが一番良いです。一人でできる部分と誰かにやってもらった方ができる部分と分かれますが、仕事の合間や自宅に帰ってからでも自分でできるものを行って労わってあげると良いですね。
しっかり伸ばしてあげると血流も良くなりますし、関節の中にも新鮮な血液が行き届きます。厳密には関節の周囲ですが。
ストレッチして可動域をいっぱい確保すると体も軽くなりスッキリしますよ。