下半身の重要性
言わなくてもわかりますが、下半身はとても重要です。
人間は両足で立って、歩いているわけですから。しかも常に体を支えている両足。弱ってしまうと支えられなくなってしまいますよね。
そうなると転びやすくなったり、ふらついたりしてしまいますよね。
このように下半身はすごく大事なのは理解できますね。
単なるスクワットでは効果は低い
もちろん筋トレ、スクワットも効果はあります。立派なものです。
しかし、人間本来の機能をいかすならば、スクワットだけでは物足りないのです。
本来の機能といえば歩いたりしゃがんだり、色々な体勢で体を支えられなければいけないですよね。
本来の機能を刺激しつつ鍛えるには、動きをつけながらトレーニングしなければならないのです。
五歩拳で基本を鍛える
五歩拳とは少林拳の初級で覚える極めて基礎的な練習プログラムです。
これには読んで字のごとく5つの歩形が含まれています。歩形を練習するプログラムと認識して大丈夫です。
5つの歩形とは
弓歩(ゴンブー) 馬歩(マーブー) 歇歩(シェブー) 仆歩(プーブー) 虚歩(シュイブー)
の5つです。これにもう一つ独立歩という片足立ちが含まれるのですが、これで下半身の基本的な鍛錬法は身につきます。
ただ、いきなりやったこともない人が始めるとかなり難しいと感じます。それにポイントポイントがあり、つま先の向きや指の形など意識するところがたくさんあります。
最初はそんなにできなくても徐々に出来るようになっていくものです。
武術というのは1日で出来るものではないのです。時間をかけて習得していきます。
そうやって身につけたものは簡単に身につけたものよりもはるかに体のためになります。
丈夫になります。
下半身が強い人は何歳になっても元気な人が多い
これって本当で、現代医学でも下半身を鍛えましょう、足の筋肉を鍛えましょう、と言っています。
それは体力低下や衰え防止に効果的だからです。
それに太ももの筋肉が鍛えられると膝も守られて、痛めることがなくなってくるためです。
下半身を鍛えることで血流も良くなるし、体力もアップするし、代謝も上がります。
健康的な要素が満載なんですね。
色々な理由がありますが、とにかく良いということですよね。
転倒しなくなることも大事なことです。
高齢になってくると転倒して病院にいったり、そのままお亡くなりになることもかなり多いと言われています。
そうならないためにも下半身は鍛えましょう。
若い世代も下半身が弱っている!
若いといっても年代がどこなのか気になるところですが、全世代と思っていただいて構いません。
小学生でも高校生でも20代でも30代でもみんな弱っています。
子供の体力レベルが衰えているという話もよく耳にしますよね。
こうなると全世代で弱っていて大変な状況なんです。
下半身が弱ると病気がちにもなります。免疫力も上がりません。
転びやすくなったり骨折につながったりします。
最近はデスクワークやゲーム、勉強など、座ってなにかをするライフスタイルがかなり増えています。それによって下半身はとにかく衰えていってしまっています。
人間どんどん弱くなっていると思います。
そのためにも下半身は鍛えましょう。
今の若い世代がこのまま高齢者になったら、今の高齢者よりもかなり弱くなっているかもしれないですよね。
ただその頃には科学技術でフォローされている可能性もあります。
できれば自らの力で元気に過ごしていたいですよね。
そのためにも下半身ですね。
気に入っていただけましたら、いいね、シェア、コメントお願いいたします。
ご意見などもありましたらコメントからお願いいたします。