アミノ酸のバランス

さて、人の体は栄養に確実に左右されます。人の細胞1つ1つは食べた物で出来ているのですから。昔から医食同源などと言われたり、最近では食育なども注目されております。 特にアスリートなどより高い要求が求められる人たちはその摂取する栄養素、そのタイミング、組み合わせなどで如実に表れてきます。 糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、そして水が栄養素として体を作っています。最近ではフィトケミカルなどという栄養素も注目されてきております。しかし、まだその全容が明らかにされているわけではないので興味深いものです。 栄養素はその1つ1つが組み合わさって成り立っているのです。と言うよりも、それぞれが歯車のようにかみ合って初めてフルパワーでの機能が発揮されるのです。特にアミノ酸はアミノ酸スコアと言われる指標があるように必須アミノ酸9種(年齢によって10種)、非必須アミノ酸11種(年齢によって10種)が知られているように20種それぞれの最高値が100点だとするとどれか1つでも80点だとすると、それ以外のアミノ酸のスコアも全てに80点に合わせられてしますのです。それが例え原因の...
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筋肉の収縮

どうやって筋肉は収縮して伸びるのか?   まずは、脳から動かしたいという指令が出ると運動神経の果てである神経終末(シナプス前末端)に活動電位が伝わる。 するとここに分布する電位依存性Caチャネルが開き、Ca電流を生じさせる。これによりCa濃度上昇。これは、筋鞘を介して筋線維全体に伝播されたのち、横行小管 (T管)を介して筋線維の中に入って筋小胞体へ至り、筋小胞体からCa2+の放出を引き起こさせる。 そして細胞内Ca2+濃度が増加すると、トロポニンとCa2+が結合し、トロポニンに変化が生じて、この変化によりトロポミオシンが動き、ミオシンの作用部位が露出する。これによりミオシンとアクチンが反応して滑り込みが発生して筋収縮が引き起こされる。 一方、Ca2+は、筋小胞体膜上のCa-ATPaseによって回収され、これによってCa濃度が正常値まで低下するとトロポニンとCa2+の結合が解除され、連鎖的に筋収縮は終了する、という一連の流れがあるのです。   って一気にいきましたね。   筋肉はすべて化学反応によって動か...
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寿命は延ばせる?

寿命は延ばせるのでしょうか? 皆さん気になりますよね。 まず、老化の過程はとても複雑で、7000もの遺伝子が関係しているとする研究すらある。そして寿命自体も絶対的に決まっているようです。 体の細胞はある程度決められた回数分裂すると力尽きてしまいます。つまりこれ以上分裂できないってことは寿命も尽きるのです。 染色体遺伝子鎖の両端にはテロメアというひも状の分子鎖がついており、分裂ごとに鎖がちぎれて短くなっていく。分裂を繰り返すにつれこの分子鎖が消失すれば、これ以上分裂出来なくなってしまいます。それ故、テロメアは「命の回数券」と言われています。 ということは、この回数券をゆっくり使うか急いで使うかで、寿命も変わるのです! 栄養が過剰だと、細胞の分裂増殖が活発になりすぎてテロメアの短縮が速くなってしまいます。実際、エネルギー摂取量制限で、一般に動物の生存日数は延長するというデータもあります。同じ制限食でも脂肪制限の延命効果が最も大きく、ついで炭水化物、たんぱく質の順であるようです! 皆さん、分かりましたか? エネルギー摂取はほどほどにですよ。 腹八分目...
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