運動生理学~基礎

さて、今回は基本の運動生理学を見直してみようかと思います。 まず、筋肉が活動するためのエネルギーを見てみましょう。 筋肉はATPというものを元に活動をしています。ATPとは=アデノシン3燐酸というのですが、リン酸基が2つくっついたアデノシン2燐酸に燐酸が結合してATPとなります。 では、どのように筋肉に作用するかといいますと、筋肉はそのATPが分裂してADPとPi(無機燐酸)に分かれるときに高エネルギーが生まれそれによって筋肉は運動を開始する事ができます。更には、筋繊維内のアクチンフィラメントとミオシンフィラメントの間にカルシウムイオンが送られ電気的な信号によってそれぞれのフィラメントの滑り込みが始まり筋肉は収縮が出来るのです。そしてふたたびカルシウムイオンが戻り弛緩していきます。 こうして、筋肉はATPからのエネルギーと、筋繊維の生理的滑り込みが起こり活動するのです。 いかがでしたか? (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
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筋肉の収縮

どうやって筋肉は収縮して伸びるのか?   まずは、脳から動かしたいという指令が出ると運動神経の果てである神経終末(シナプス前末端)に活動電位が伝わる。 するとここに分布する電位依存性Caチャネルが開き、Ca電流を生じさせる。これによりCa濃度上昇。これは、筋鞘を介して筋線維全体に伝播されたのち、横行小管 (T管)を介して筋線維の中に入って筋小胞体へ至り、筋小胞体からCa2+の放出を引き起こさせる。 そして細胞内Ca2+濃度が増加すると、トロポニンとCa2+が結合し、トロポニンに変化が生じて、この変化によりトロポミオシンが動き、ミオシンの作用部位が露出する。これによりミオシンとアクチンが反応して滑り込みが発生して筋収縮が引き起こされる。 一方、Ca2+は、筋小胞体膜上のCa-ATPaseによって回収され、これによってCa濃度が正常値まで低下するとトロポニンとCa2+の結合が解除され、連鎖的に筋収縮は終了する、という一連の流れがあるのです。   って一気にいきましたね。   筋肉はすべて化学反応によって動か...
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