運動生理学~基本②

運動生理学の基本②をやっていきたいと思います。   運動には色々ありますが、今回は筋の活動様式から考える運動の種類を紐解いてみたいと思います。   皆さんは筋の活動様式と聞いて何の事か想像できますか?分野が違えばまったくピンときませんね。 まずは、本題に入る前に、運動は、エネルギーを供給(エネルギー供給系については今後書いていきます)しなければ続ける事はできません。運動は関節が動くことによって可能となります。そして関節を動かすのは筋肉が収縮と弛緩を繰り返すことによって行われます。   そこで、筋肉が力を発揮しつづけるうえで外部へ、若しくは外部から力の相関関係によって筋肉自体の活動様式が変わってきます。 筋の活動様式は主に3種類あります。 まずは、皆さんにアームカールを想像していただきたいと思います。 1つは・・・ 外部の力(ここではダンベル)と内部(これは自身の筋力)との力が釣り合っている状態、もしくはぶつかり合って互角な状態です。つまり関節角度が変化していない状態。これは、「等尺性筋収縮」...
More

運動生理学~基本

基本勉強をしたいと思います。 運動生理学の基本です。 皆さん、人間の運動の内の一番元となる運動とはどんなものかご存知ですか?といってもこれだけでは難しいかもしれませんけど。 運動はエネルギーがなければ運動はできませんが、そのエネルギー供給系から考える運動の種類には2種類が存在します。※エネルギー供給系についてはまたお話いたします。 1つは「エアロビクス(有酸素性運動)」ともう1つは「アネロビクス(無酸素性運動)」となります。 有酸素性運動は主に有酸素性反応によって運動のためのエネルギーを供給します。酸素を利用してエネルギーを供給するわけですから、長い時間の運動が可能になります。しかし、長い時間の運動が可能だが強度はそれほど強くないのです。 一方、無酸素性運動は、無酸素性反応によってエネルギーを供給します。無酸素性反応は、クレアチンを分解する非乳酸性反応と、グリコーゲンを分解する乳酸性反応とあります。どちらも筋中に存在する物質を分解する事によってエネルギーを供給します。無酸素性反応が供給するエネルギーは有酸素性反応に比べると大きくなります。発揮できる力も大きなものです...
More

スポーツに必要な栄養素

と言うわけで、今回は運動に必要な栄養素、グリコーゲンについてです。 以前にもお話しましたが、グリコーゲン、糖質ですね。特に2時間以上もの連続運動ともなるとさすがに体内からエネルギーが枯渇してしまいますね。体内にはおよそ1500~2000kcal分のエネルギーしかストック出来ません。脳の唯一の栄養素でもあります。運動中常に必要なのですが、見落としがちなのが運動直後です。運動直後はとてもグリコーゲンの需要度が高まっているついでに、直後にグリコーゲンを補給してあげることにより疲労回復を早めます! データでは直後に摂取するグループと2時間後に摂取するグループで分けたところ、直後のグループの方が2時間後のグループよりグリコーゲン合成能力が2~3倍にまで上昇していました。しかし、直後のグループも2時間後には他方のグループと差が無くなっていました。 人間生きていく為、活動するために常に糖質は必要なんですね。 でも食べ過ぎちゃ余剰栄養となって色んな弊害が起きますからね!   (adsbygoogle = window.adsbygoogle |...
More

寿命は延ばせる?

寿命は延ばせるのでしょうか? 皆さん気になりますよね。 まず、老化の過程はとても複雑で、7000もの遺伝子が関係しているとする研究すらある。そして寿命自体も絶対的に決まっているようです。 体の細胞はある程度決められた回数分裂すると力尽きてしまいます。つまりこれ以上分裂できないってことは寿命も尽きるのです。 染色体遺伝子鎖の両端にはテロメアというひも状の分子鎖がついており、分裂ごとに鎖がちぎれて短くなっていく。分裂を繰り返すにつれこの分子鎖が消失すれば、これ以上分裂出来なくなってしまいます。それ故、テロメアは「命の回数券」と言われています。 ということは、この回数券をゆっくり使うか急いで使うかで、寿命も変わるのです! 栄養が過剰だと、細胞の分裂増殖が活発になりすぎてテロメアの短縮が速くなってしまいます。実際、エネルギー摂取量制限で、一般に動物の生存日数は延長するというデータもあります。同じ制限食でも脂肪制限の延命効果が最も大きく、ついで炭水化物、たんぱく質の順であるようです! 皆さん、分かりましたか? エネルギー摂取はほどほどにですよ。 腹八分目...
More