当社がいつもお世話になっているお客様で、メンタルが弱い方がいます。
その方はあまり自己出張ができず、いつも人に言いくるめられて辛い思いをされているとのことです。
会話していると確かに弱さが伝わってきます。
その方からの最初のご依頼は体力をつけることと姿勢を改善することです。
筋トレはいつも公園で行うことになっております。筋トレの時間はいつものメニューとして、下半身の体力を強化させる種目と心肺機能を鍛えるための種目をメインにしております。姿勢のためには体幹系の種目をしっかり取り入れています。
体力もそこそこついてきたある日、相談がありました。
内容はもう少しメンタルも強くならないかというものでした。
メンタルは肉体と違って見えにくい部分でもあり、評価もしづらい部分です。が、取り組んでみることにいたしました。
最初に取り組んだことはまずは慣れていることから取り掛かることが良いと判断して、いつもの筋トレの種目を回数を多くして、自分に負けない気持ちを養うためにちょっと辛く設定いたしました。初めの頃はどうしてもクリアできずに途中で休憩したりということが多かったです。
その種目もだいぶ慣れてきて負けない、という気持ちも少しついてきた頃には、今度は自分で種目の選択と回数設定、セット数、などを決めさせました。最初は弱気で設定していたのですが、徐々に運動にも自信がついてきたのか、強気に設定ができるようになってきました。応援しました。
次のステップは運動以外でフォローアップカウンセリングの時に日常生活でのことや、職場のことなども伺ってみました。
そしたら、職場では自己主張ができず、反論もできない、とのことでした。反論も時と場合ではありますが、そもそも言いなりとのことでしたので、そこをなんとかしようと考え、提案はまず、業務に当たって今よりもっと良くする点などを見つけた時は提案をしてみてはと案内してみました。場合によっては企画書や提案書を作って正式に上に持って行ってみては、ということでした。
そんなある日、その方から少しずつではあるがフリーランス的な活動も始めるというお話をしていただけました。素晴らしいことです。独立から学べることもとても多いので後押しいたしました。フリーランスの内容は子どもたち関連の仕事で、コンテンツ化にしていくことと、子ども関連の行事などに積極的に参加して人脈を作るところから始めるとのことでした。
かなり成長していきました。
その方は現在、フリーランスを着々と進めていくことになり、当社の支援もご卒業されて、今では元気に活動されていらっしゃいます。